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コミュニケーション

今の(将来)お仕事の場(になるであろう世界)において,
人と話をする,というのは非常に大切です.
この点は実感もあります.

けどうまくできていない.気がすると.

もっと喋れるようになりたいな,と思うのです.

で,思うだけではしょうがないんで,どうすればいいかな,と.

気をつけたい点を列挙してみようの会です.

  • 情報を「仕入れる」時間を作る.

    こんなpaperが落ちてた,研究会・学会がある,…etc. 時間を「割く」必要があるでしょう.
    ネタがなきゃ話はできませんからねw

  • 普段から話す内容を考えておく.

    多分にここの内容に影響を受けています.

  • 意思決定を早くする.

    これは僕独自の問題な気がしますが.
    「はい」「いいえ」「分からない」→どれかの決断を早くする.言う.ことが必要だと.

    だいたいのケースにおいて,何も返答ができないのは,「何かが分かってない」ケースがほとんどだと思いますね.

    この点は多分に「レバレッジ時間術」の内容に影響を受けているものと思われます.

  • もっと恥をかく

    最近,このワードが口ばっかりになっているような気がする.反省.

もちろん全部がいきなりできるわけじゃないでしょうから,
出来てないRealの姿を見ても怒らないでくださいw

今日から少しずつ気をつけていく所存です.

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研究生活についてネットサーフィン

  • もう10月もおしまいですね…はぁ,はやいぜ.
  • 見てた:「プロ研究者への道」

    勉強会の内容のまとめなどが勉強になるかも.
  • 見てた:「プロフェッショナル根性論」第10話 創造性とは

    記憶に残った点を引用.

    …Robert K. Mertonによれば,創造性とは誰もできないような斬新な考え方をする,他人とは質的に異なる「ユニークな能力」ではなく,必然的に起ころうとしている発見を誰よりも早くつかみ取る「効率の良さ」のことと考えられるこの説が正しいとするならば,創造性を高めるとは,何かユニークな能力を高めることではなく,時代の流れとしての社会の叡智の成熟の程度を観察し(つまりよく勉強し),そこから効率よくアイデアを読み取り,プロジェクトとして実行するという,情報処理能力のことである.

    よく言われる(イメージされる)創造性に対するイメージよりも,しっくり来る気がするのです.

    こと自分の世界で言うなら,
    • 研究の世界における成熟の程度を観察しつつ
    • 現実の経済に於ける現象も観察し,
    • 両者の間の「ずれ」から出てくる必然的に起こるであろう発見を早く見つける
  • という感じになるんですかね.

  • つまりもっと肉を食べて頑張りなさい,ということになりますw

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日本の長期国債利回り

http://www.miller.co.jp/cgi-bin/member/chartl.cgi?0503I

民主党が10/5に「新規国債発行増やすよ」発言して以来,
長期国債の利回りが上昇傾向になっています.

問題は,これから,どうなるかですね.

↓「国債利回りってなんですか?」という方はどぞー
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/qa/mt03.pdf

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最近のデフォルト (Revised)

Panizza et.al(2009, JEL)より.

近年は債務のデフォルトは起こっているのか?
というと,やはり発生はしているようです.

具体的には,下記の国が挙げられます.

  • ロシア(1998-2000): [haircut=]52.6%
  • ウクライナ(1998-2000): 28.9%
  • パキスタン(1999): 31%
  • エクアドル(1999-2000): 28.6%
  • アルゼンチン(2001-2005): 75%
  • ウルグアイ(2003): 13.3%
  • モルドバ(2002): 37%
  • ドミニカ共和国(2005): 2%

※"haircut"とは,債権放棄によって,投資家(債権者)がどれだけ損失を被ったかを表す割合.

※(追記)国名の後の西暦は,財政再建(debt restructuring)に要した年を意味する.

アルゼンチンの債権放棄などは有名なところですが,
それ以外にもこんなにあるんだなという印象です.
ニュースではあまり出てこないですしね.

そしてそれぞれのケースでhaircutは大きく異なるというのが印象的です.

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20091015のノート

乱暴にまとめてみる.

政府債務とデフォルトの話.

・政府の債務は一般企業,家計と比較して返済の誘因は低いと考えられる.
(企業,家計みたく強制的に清算が行われる枠組みや
法律がなかったため)
→現在はこの枠組みが強化されつつあるそうだ.

・疑問:なぜ政府は(返済の強制力がないにも関わらず)債務を返そうとするのか?あるいは,なぜ海外投資家は債券を買うのか.

・Eaton and Gersovitz(1981, RES)
慈悲的な政府を考えて…
1)効用関数ががconcaveで,ランダムな所得に対し消費を平準化したい.
2)異時点間の財の移転は国際資産市場との貸し借りしか
方法がない
3)デフォルトすると,国際資産市場へのアクセスは永久に失われる
場合,債券の取引が行われる場合が出てくることを示した.

・Eaton and Gersovitz(1981) に対する批判

[1]デフォルトしても,国際資産市場へのアクセスが永久に失われるのは理論的に考えづらいかつ非現実的.

[2]もし政府が国際資産市場での貸借以外の方法で消費を平準化できるなら,返済の誘因はなくなってしまうはずだ.(Bulow and Rogoff (1989, AER)の批判)

これらの批判を解決する三つの方向として,次のものが挙げられる:

[1]デフォルトすると"direct punishment"が生じる,と
仮定する.

例:Bulow and Rogoff (1989, JPE)
債権者と債務者で再交渉が可能であり,破綻時には債務者に追加的な支払いが発生する.

[2]デフォルトすることで,資産市場において負の影響が発生する.(市場から排除はされない)

例: Cole and Kehoe(1995, JME)
政府が海外に投資する際,投資先の金融機関は,一度破綻した政府には返済をコミットできないと仮定する.

[3]デフォルトにより,借り手政府の国内経済に負の影響が及ぶ.("collateral damage")

・最近は[3]のアプローチの研究が増えつつある.
・[2]の研究成果により,Bulow and Rogoffの批判は回避できたと考え,数量的な分析を行う際は,Eaton and Gersovitzのモデルを用いた論文も多い.
→資産市場を通じたpunishment効果があるのは一緒だ!と見なしてよいということか.


とりあえずこんなもんかなー

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連休も終わり

あっという間.

Arellano(2008,AER)を読んでた.まだ途中だけど.

対外債務問題の研究でして,

  • 政府[borrower]-海外投資家[lender]の貸借契約において,政府がデフォルト可能な状況において,
  • 不完備資産市場(non-contingent asset)を考えることにより
  • アルゼンチンの財政破綻時の経済変数の振る舞いを説明できるモデルを構築し,シミュレーションを行った.

特に,不況時にデフォルトが起こりやすい(→スプレッドが広がる)という結果を出せたのが,本論文の貢献だそうな.
そしてこの結果は不完備資産市場を考えないと出てこないらしい.

ということで,比較のためにLjungqvist and Sargentを読む必要があるみたい.

  • Kehoe and Levine (1993, RES)
  • Kocherlakota (1996, RES)
  • Alvarez and Jermann (2000, Econometrica)
  • Ljungqvist and Sargent (2005)
  • Aguiar and Gopinath (2006, JIE);
    数量的な分析から,所得のpersistenceは貿易収支,利子率のスプレッドに大きな影響を与える.
  • Yue (2005, unpublished);
    デフォルトした場合に,当事者間で再交渉が可能なケースを分析
  • Cuadra and Sapriza (2006, unpublished);
    政治的な不安定度が増すと,デフォルトの確率が高まる.
  • Bai and Zhang (2005, unpublished);
    リスクシェアの含意?
  • Arellano and Ramanarayanan (2007, unpublished)
    国債の満期構成とデフォルト行動の関係を分析

※不完備市場における(消費者の)デフォルト行動を研究した論文.

  • Zame (1993, AER)
  • Chatterjee et.al. (2007, Econometrica)

なんとか研究会に論文を応募できるように頑張りたいもんです.

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20091004

  • もう十月.もう秋真っ盛りですね….
  • Kocherlakotaがミネアポリス連銀総裁になるんですね…意外だ.

    KocherlakotaのHPからリンクがあります.

    Sixth Toulouse Lectures in Economics:
    The New Dynamic Public Finance


    ↑過去の最適課税問題と現在のNDPF(The New Dynamic Public Finance)の比較を
    講義資料用のスライドにまとめてあります.
    さっと目を通してみるのによいかと.

    やっぱりNDPFはおもしろそうで,自分も手がけてみたい分野です.

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